第一回〜茶道とは
ゆったりと茶道のことを紹介していけたらなぁと思い、記事を書き始めました。
私が大学での茶道部で部長として経験した様々なことを、茶道をなさっている方、これからされていく方、少し興味がある程度の方などに向けて発信していこうと思っています。
まず第一回は悩みましたが、茶道とは何だろうと深掘りしていったことを書こうと思います。
私としては茶道とは以下の3つに集約されると考えています。
1.作法の修行
2.自分を磨くこと
3.人生を楽しむこと
順を追って説明しますね。
1.作法の修行
これは3つの中で最もわかりやすく、かつイメージ通りなのではないでしょうか。
実際に、私も茶道を始める前はこのイメージでした。正座をして背筋を伸ばして、お茶を点てる。そのイメージが強い方がほとんどだと思います。(私の周りはそういった方がほとんどでした!)
確かに茶道はそういったお稽古をするのですが、それだけではないことを知っていただけると幸いです。
なお、作法を学ぶというものはやはり身についており、ちょっとした所作や言葉遣いなど、若いのにと(また、男性なのにと)褒められることは多かったです!
2.自分を磨くこと
もう1つは自分磨きです。こういうと自分を高めるため、成長させるため、という風に感じられますが、それだけではないと思っています。
茶道のお稽古をしている中で、自分を見つめなおす機会が本当に多いと感じさせられます。
なぜこの所作が必要なのか、自分ならこうするだろう、なぜ茶道をしているのか、なぜ今この瞬間を生きているのか…
かなり話が飛躍しましたが、実際にここまで考えることは多いです。
要は日常生活で何かをするときに、なぜ?と考える習慣がついたことは、茶道のおかげじゃないかということです。
3.人生を楽しむこと
これは茶道の先生から教わったことですが、茶道とは人生のことだそうです。茶道を楽しむことは人生を楽しむこと。お茶を美味しいと思い、練習したことが身につくことを嬉しいと思い、花が散ったことを侘しいと思い、お茶菓子を美味しいと思う。それだけでいいのだと思います。
私もまだまだこの言葉の深い意味まで理解しきれていませんが、理解しきれていないのも、また良いのだと感じています。
長くなりましたが、私もまだまだ勉強中ですし、茶道に終わりは無いと思っています。
ですので、少しでも感じたことを日々綴っていけたらなと思い、筆を置かせていただきます。