茶道男子のまったり日記

茶道に関する日記です。日々感じることを綴っていきます。

第三回〜茶道を始めるには

今回は茶道を新しく始めてみようと思っている方に向けてアドバイスをしようと思います。

まず茶道を始めるには以下の3つが必要になってきます。

1.流派を知る

2.先生を探す

3.道具を揃える

始めることに難しいことはありません。早速説明しますね。

 

1.流派を知る

茶道には様々な流派があります。ここでは一般的に茶道の三千家と呼ばれるものを紹介します。

まずは裏千家。おそらく茶道界の中で最も多い(よく見る)流派なのではないかと思います。私も裏千家の先生に教わっています。いわゆる一般的な抹茶を想像したときに浮かんでくる、泡が表面にある抹茶を点てるのが、この裏千家です。

次に表千家。こちらは裏千家とは違い、お茶を点てる時に泡をあまり作らないようにします。また袱紗を使う時に「ちり打ち」という動作をして、袱紗を鳴らすことも特徴の1つです。

最後に武者小路千家。こちらは私も勉強不足でなかなか実際の点前を見たことがないのですが、こちらも泡をあまり作らないようにするお茶を点てます。

 

2.先生を探す

流派の概要を知った後は、実際に教わる先生を探しましょう。ネットで「自分の住む地域  茶道道場」で調べると、いくつかヒットするのではないでしょうか。

ちなみに道場によって流派はもちろん、月謝や練習の流れ、人数等も異なってきますので、しっかりと下調べをした上で見学に行かれるのが1番いいかと思います。

 

3.道具を揃える

通う道場も決まり、見学や稽古に行くとなると道具が必要になってきます。もちろん始めは手ぶらで道場に行き、必要なものを聞いてもいいと思いますし、そちらの方が安く済む場合もありす。

念の為に記載しておきますね。

1.袱紗(ふくさ)…道具を清めるための布。裏千家ではだいたい女性は朱色、男性は紫な場合が多いです。

2.懐紙(かいし)…お茶菓子を置いたり、包んだりする便利な紙です。

3.扇子…お礼や挨拶をする時に、扇子を前に置いて行います。扇子を必ず使う稽古も中には出てきます。

4.袱紗ばさみ…これらの道具を入れる袋のようなものです。

 

これに足袋(もしくは白靴下)くらいあれば、稽古に関しては事足りるかと思います。

色々と書きましたが、わからないことは先生が教えてくれますので気兼ねなく連絡したり、見学に行きましょう!

これを見て少しでも茶道人口が増えることを願いつつ筆を置かせていただきます。