第七回〜割稽古
お茶とお菓子のいただき方を学んだら、次はいよいよ基礎の稽古に移ります。この稽古は割稽古と呼ばれ、様々な種類がある点前の基礎となるものです。
この割稽古をどれだけ高められるかで、それからの点前の質が変わってきます。逆に言えば、ここをおざなりにしてしまうと、後でツケが回ってくるということです。
割稽古にはザッと以下の項目がありました。
1.袱紗さばき
2.棗の清め方
3.茶杓の清め方
4.茶筅通し
5.茶巾の絞り方
6.茶碗の清め方
7.柄杓の扱い
この他にも道具を使わないものとして、
8.正座から立ち上がり方、座り方
9.お辞儀の仕方、種類
10.襖の開け方、閉め方
11.茶室や道具の拝見の仕方
割稽古は、初めに間違ったやり方を覚えてしまうとそれが癖付き、なかなか正しいやり方を身につけられないため、最初が肝心だと言われています。
また、教える先生によっても若干ニュアンスが違うことがあるので、教わる先生にしっかりと聞くことが大切です。
さらには道具の扱いにも、色々な意味があり合理的になっている部分もあるので、何故このような清め方をするのか等も考えながらしていくと上達も早いですし楽しいのではないかと思います。
何にせよ、どんなことでもどうやったらもっと楽しいかを突き詰めていけば上達への近道ですね😊
またそれぞれの割稽古についても説明できたらなと思います🙆♂️