茶道男子のまったり日記

茶道に関する日記です。日々感じることを綴っていきます。

第九回〜棗の清め方

今回は棗の清め方についての解説と、注意点を記していきます!

棗といっても一般的な中棗(ちゅうなつめ)から、一回り大きい大棗、平たい平棗、他にも色々な種類があります。棗の種類についてもいずれご紹介しますね😊

初めは基本的な中棗の清め方を書いていきます。

 

1.清め方

まず四角形に作った袱紗を左手で突くようにして半分に折ります。その後左手で棗を横から持ち、ひらがなの「こ」の字のように蓋の上下を清めます。その後袱紗を棗の真上に裏返すように持ってきて広げ、右に抜き取るように清めます。

自分でも書いていて、文字では全く伝わらないなと感じています😥

今度、写真も付けましょうか…

 

2.注意点

個人的に1番重要なことは、力を入れて硬くなりすぎないことかなと思います。大切な道具を扱いますので初めは硬くなってしまいがちなのですが、茶道ではリラックスして柔らかくスムーズに点前をした方が綺麗に見えます。なのでなるべく優雅に、かつ流れるように棗も清めて欲しいと思います。

 

また、最後に棗から右手を抜き取るように清めるのですが、その時に棗1つ分が右側にもう1つありそれも清めるという気持ちで行うこともコツの一つです。その棗だけを清めていれば確かに大丈夫なのですが、やはり余白であったり余裕がある方が、流れるように見えるので、意識した方がいいかと思います。

 

あと、これは僕だけかもしれませんが棗を清める時はなるべく袱紗を棗から離れないようにしていました。棗全体を清めるためということもあるのですが、「こ」の字を書いているときも続け字にした方が流れて見える気がします。話してしまうと一つ一つの動作のように見えて、あまりスムーズにしているようには見えませんので…

 

意識していたことは、これくらいでしょうか。

あとは何度も清めて自然に手が動いてくれれば良い扱いになっているのではないでしょうか。

あ、あと付随して棗への茶の盛り方や個人的に気をつけていたことなども、いずれ書きたいなと思っています。

と思いつつ、今回はここまでにさせていただきます🍵